北海道は日本で一番大きい面積が大きいところであり、最北端に位置する大自然が広がる地域です。今回は北海道にある主な半島の地形、大きさについて焦点をあてていこうと思います。
①渡島(おしま)半島
渡島半島は北海道の南西端に突き出た半島で、東側は内浦湾に面し、南側は津軽海峡、西側は日本海に面しています。半島の中央部を山々が縦断しています。
半島全体が山岳地帯となっており、平地が少ないのが特徴です。渡島半島の海岸線は非常に複雑で、入り組んだ湾や岬が多く見られます。
観光名所である函館市は渡島半島の南に位置しています。
②積丹(しゃこたん)半島
北海道西部の日本海に突き出た半島で、全長約30kmです。
半島の中央部に余別岳(標高1,298m)や積丹岳(標高1,255m)などがあります。
複雑で入り組んだ海岸線が特徴で、神威岬、積丹岬、黄金岬などの岬があります。
③知床(しれとこ)半島
知床半島は北海道の東部に位置し、オホーツク海に面している半島です。
長さは約70km、幅は約25kmの細長い形をしています。
半島中央部には羅臼岳(標高1,661m) や知床岳(標高1,254m)などの山が連なっています。
これらの山々は傾斜が急で、平地がほとんどありません。
知床半島の海岸線は非常に複雑で、断崖絶壁や海食崖が多く見られます。
奇岩や火山地形などがあり、多様な景観が特徴です。
知床半島の一部とその周辺海域は知床国立公園として世界自然遺産に登録されています。
④根室(ねむろ)半島
根室半島は北海道の最東端に位置し、東西に約70km、南北に約10kmの細長い形をしています。
半島の先端には納沙布岬(のさっぷみさき)があり、日本本土で最も東に位置する地点です。
根室半島の海岸線は太平洋とオホーツク海に面しています。
海岸線は入り組んでおり、砂浜や岩礁が点在しています。
半島全体が低地であり、標高の高い山はほとんどありません。
まとめ
北海道の主な半島4つを紹介しました。北海道の半島がそれぞれに違った特徴もあれば似たような特徴をもっている部分もあるという印象を持ちました。